*

ちょっとした仕草の違いが「生きたキャラ」を生む

公開日: : 最終更新日:2014/09/21 作画的な方 ,

キャラの仕草200909

クリック拡大。

2009年第9号掲載のキャラ講座最終回。

キャラ作りが大事ということを理解して、特殊能力だったり個性だったり髪型だったりにはたくさん気を使ったりする一方で、いざ実際にそのキャラの日常のシーンを描こうとすると筆が止まっちゃうことがあると思います。その原因の解決につながりそうなのが今回の講座です。

すなわち、そのキャラの「しぐさ」に関してしっかり理解できているか?ということ。

寝る時、食べる時、服を着る時、歩く時、そんな日常のいろんな動作において、そのキャラはどんな仕草をするだろうということをしっかり理解できていなければ、それらのシーンが描けなくなるわけですね。

連載でも読切でも、話の中で全部が全部見せ場とか大ゴマということはありませんから、必ずどっかにこうした「普段の様子」みたいなシーンが入ることになります。

そんな時に、それぞれのキャラがどんな風にしているかをちゃんと描かなければ、キャラに深みがなくなってしまうんですね。言い換えれば、生きている感じがなくなるわけです。だから実際に描こうとしても「何か違う感じ」がして描けなくなる。

 

講座で例に挙げられているのは食事の様子。3人とも同じ動作で料理を口に運んでいる、なんてのが不自然なことは普通に考えればわかるでしょう。じゃあどんな風に違わせるか。ここに、それぞれのキャラがどんな奴なのかという違いや個性が浮き出てくるわけです。

そして、作者が自ら作り出したキャラのことを理解できているかも浮かび上がってきますね。

ネーム段階では例えば「3人が食事しているところ」みたいなことしか書かれていなかったシーンだとしても、いざ作画に入ろうとしたら、実際にはどんな風に食べたり飲んだりしているのかをイメージしないといけないんですね。

原作者と作画者が違っている場合、こういうところで意見が食い違ったりするのでしょう。

関連記事

キャラ作り――場面によって描き分ける

クリック拡大。 2009年15号掲載の、場面による描き分け講座です。 同じキャラ

記事を読む

可愛い女の子の描き方その2――矢吹先生にさらにインタビュー

  2008年34号に掲載の、矢吹先生へのさらにインタビュー記事です。

記事を読む

話作り――飽きさせない画面の作り方

クリック拡大。 2008年50号掲載のネウロによる講座2回目。今回のテ

記事を読む

キャラ作り――キャラの状態を絵で見せる

  2009年6・7合併号掲載、リボーンによる講座ですね。 テーマ

記事を読む

キャラ作り――服装で個性を表す

クリック拡大。 2009年19号掲載、スケットダンスのキャラ講座2回目です。今回のテー

記事を読む

可愛い女の子の描き方――矢吹先生にインタビュー

    2008年33号掲載の矢吹先生インタビュー記事その2がこ

記事を読む

キャラ作り――キャラを描き分ける

  クリック拡大。 2009年14号掲載、キャラの描き分けに

記事を読む

画面作り――描き文字を工夫する

クリック拡大。 2009年第3号掲載、描き文字の工夫について。オノマトペともいうのかな?

記事を読む

画面作り――ジャンルによって描き分ける

クリック拡大。 2009年16号に掲載の描き分け講座3回目です。 キ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

設定を言葉だけで説明するからわかりにくくなる

今回の話は、特に新人さんのうちにやりがちな失敗ではないかと思います。

BLEACH やっぱり久保帯人先生は計算して決めシーンを演出している

この記事の続きです。 オサレ先生と言われて、センスばかり

BLEACH 久保帯人先生だって計算して決めシーンを演出している

…何か久保先生にえらく失礼なタイトルになったような(;^ω^)

特殊能力設定のコツ キャラの長所と短所を考える

バトルマンガを描くにはどうしても「キャラごとの能力」が必要になってきま

話作り――展開でギャップを演出する

クリック拡大。 2009年21号掲載のキャラ講座。ギャップに関

→もっと見る

PAGE TOP ↑